私は5年程前に転職して今は個人事業主をしているのですが、最近では税理士に確定申告の代行をお願いしています。会社員から転職して個人事業主になりたての頃は経営状態があまり良くなかったので、自分で確定申告をしていました。領収書や請求書をきちんと整理してこまめに会計ソフトに入力していればそれほど大変ではないのかもしれませんが、そのころは慣れない仕事で余裕がなかったため、入力がおろそかになったり、領収書の何枚かはどこにあるのかわからなくなったり、他のことに時間がとられたりして、提出するのは期限ギリギリになっていました。転職して2年くらいはそういう状態でしたが、3年目くらいからは多少経営が軌道に乗ってきたこともあり、税理士に確定申告代行を頼むようになりました。本当は事務員を一人雇いたいのですが、そこまで景気がいいわけではないので、確定申告だけ税理士にお願いすることにしました。自分でするのは、領収書や請求書をきちんと保管しておくことと、預金通帳のコピーをとるくらいなので非常に楽になりました。料金は6万円くらいかかっていますが、確定申告を作成するための時間と手間を考えればそれほど高い金額ではないと思っています。

確定申告は日々の帳簿付けや下準備がとても大切

5年以上前に、翻訳や翻訳に関係のある仕事を請け負うために自営業を始めました。自営を始めると、確定申告が必要になりましたが、私ひとりでの業務ですので、最初は白色申告で十分。会計ソフトもあまり必要ないだろうと思い、手書きで申告書を作成していました。1年目は、仕事で頭がいっぱいで、確定申告のことまで考えられず、とりあえず領収書やレシートだけはとっておき、ごそっとひとつのファイルに入れておきました。確定申告のことを軽く考えていたのです。2月頃になって、そろそろ確定申告の準備しようととりかかかったところ、考えていたよりもずっと複雑な作業であることに気づきました。今頃気がついても後の祭り。領収書などは何も区分けせず、ファイルにつっこんであるだけ。長い間、通帳の記帳もしていないため、ATMにも行かなければいけない。簿記の資格も持っているから大丈夫なんて思っていましたが、いざ仕訳しようとするとどっちが借方だったか思い出せない。こうなると一から準備し直さなければなりません。さらに、この作業を仕事と並行してやらなければならず、その割には時間がぎりぎりで困ってしまいました。完全に準備不足です。でも、立ち止まっていても仕方がありません。まずは、書店から、初心者向けに丁寧に説明してある確定申告に関する本を3冊ほど購入しました。1冊では心細かったので、とりあえず3冊にしました。3冊とも基礎的な部分だけを先に読んでしまって、早速作業に取りかかりました。通帳と領収書、レシートをもとに計算していったのですが、どう仕訳したらいいのかわからない部分が頻繁に出てきました。自宅で作業しているため、自宅用と仕事用とを按分する必要があることはわかっていましたが、問題はその算出方法です。本の説明をよく読んで、按分率を自分で決めるまで少し大変でした。按分率を決めてしまえばあとは計算するだけで、ほっと一息というところ。また、Amazonで購入した仕事用の書籍に関しては、販売店によって納品書があったりなかったりで、カードの支払明細と納品書を付き合わせるのにも一苦労。本を購入するたびに、その都度こまめに自分で領収書を印刷しておけばよかったと後悔しました(Amazonでは自分で任意の購入商品の領収書を印刷できます)。その都度印刷しておくことによって、確定申告の作業がだいぶ楽になると思いましたので、翌年からは必ずその都度領収書を印刷して保管するようにしました。その後、白色申告でも帳簿付けが義務づけられたのをきっかけに、青色申告に変更しました。こうなるとソフトが必要になり、さっそく購入しました。申告ソフトは思っていたよりも入力が簡単でした。ただ、ここで困ったのは、現金の取り扱いです。帳簿上の現金の金額と手元の現金の金額を合わせるなんて、とてもじゃないけどできません。収入は家計分としても使用するからです。再度、参考になりそうな本を数冊買いそろえて、勉強しました。するとちゃんと書いてありました。ここで初めて、「事業主借」と「事業主貸」という勘定科目があることを知り、これで解決できると一安心したものです。これ以外は意外と問題なく入力し、決算書もスムーズに作成することができました。申告業務では、青色でも白色でも、日頃から関係書類を整理整頓し、準備しておくことが重要であることを実感しています。申告直前になって、慌てないためにも、日頃の心がけが大事。また、青色申告でソフトを使うようになってから、集計作業が格段に楽になったので、最初からソフトを使って青色申告しておけばよかったかなと今は思っています。